アイヌ刺しゅうに関する本です。
★最初は写真左側「アイヌ刺しゅう入門」です。
著者は北海道立アイヌ総合センター学芸員の津田命子氏。この入門は「チヂリ編」。チヂリとはチェーンステッチのような刺しゅうで、もともと和服の縞木綿に紺色の置布を縫い付け、上から刺しゅうを施したものが「ツヅレ」と呼ばれていて、それが「チヂリ」になったという説が有力と本書に書いてあります。
説明、イラストもわかりやすく、サンプルもたくさんあって今まであまりなかった本と言えます。
A4判オールカラー全48ページ

★次は写真中央の「上武やす子とピリカノカ」。
著者の上武やす子氏は北海道民芸コンクールで数々の賞を受賞、そして自らはアイヌ刺しゅう教室「ピリカノカ」主宰をされています。
著者のアットゥシ、カパラビブ、ルゥンペといった着物作品を中心に素晴らしい写真と解説が収められています。
A4版オールカラー全48ページ

★写真右側の「西田香代子のテケカラペ」。
著者の西田香代子さんは北海道アイヌ伝統工芸展にて数々の賞を受賞、社団法人北海道ウタリ協会優秀工芸師でもあります。
こちらの本にはタペストリー、テーブルセンターに加え、マタンプシやルゥンペ等の伝統作品までバラエティーに富んだ作品の写真が掲載されています。すべての写真が北海道の自然の中で撮影されているのも特徴のひとつです。
縦約26cm×横約21cm オールカラー全48ページ



